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日都青2012太田大会

21世紀を考える全国青少年体験活動シンポジウム

第6分科会 「防災」について考える」


先の東日本大震災では、山火事、野営活動、原発事故など様々な場面の最前線で消防が活躍しました。次にいつ発生するかわからない災害に備え、彼らの行動や技術から私たちができる防災活動を学習しましょう。そして災害時対応について考えていきましょう。


「防災」について考える 活動報告


第6分科会では太田市消防本部において、消防署の庁舎・車両の見学、
先の東日本大震災での太田市消防本部の活動についての話を聞き、身近な防災について考えました。


【index】
  ・消防署内の見学・車両の説明
  ・消火器の取扱訓練
  ・東日本大震災での消防の活動の説明
  ・昼食
  ・放水体験
  ・総括


消防署内の見学・車両の説明


消防署の職員の方に庁舎内の案内と各車両の説明をしてもらいました。



消防車両の説明状況

消防車には色々な種類(役割)があり、役割ごとに車両の形や・装備が違うと言う事を教えてもらいました。
実際に見るとそれぞれ形や装備が違いました。


消火器の取扱訓練


訓練用の消火器で初期消火訓練を行いました。

 初期消火のポイントは
  ・ますは周囲に知らせる
  ・協力者を集めて役割分担(初期消火をする人、消防に連絡する人など)を行う
 とのことです。


東日本大震災での消防の活動の説明


実際に現地で行った活動内容の説明を受けました。
道路の損傷もあり現地に行くにも一苦労し、現地に行ってからも指揮系統が混乱していた為、
指示がなかなかもらえず、せっかく現地に行っても
活動が出来ず待機になってしまいもどかしい思いもあったとの事です。


昼食


昼食では非常食(アルファ米・缶詰のパン・非常用飲料水)の試食を行いました。
非常食の味に期待をしてはと思いましたがどれも意外とおいしかったです。


放水体験


消防団の方に協力してもらい、実際に放水体験をさせてもらいました。



マンホール型消火栓の構造

マンホール型の消火栓は蓋を開けるとこのようになっており、ホースを消防車(ポンプ車)と接続し、
消防車のポンプを使い放水するとの事です。


放水体験状況

消防車での放水には縁が無いと思っていたので貴重な体験が出来ました。



総括


身近な防災活動として、消火器の使用方法や救命方法の取得も大事ですが、自分たちの生活圏内のハザードマップの確認と、有事の際に家族間の連絡が取れなくなることに対する備えとして避難場所の共有が必要との事です。

また、防災用品として、非常食(水)・ラジオ・電気(ライト等)は用意しておいた方が良いとの事でした。非常食の備蓄はは3日分という意見も有りますが、最低でも1日分は確保しておいた方が良いとの事です。


情報リンク

太田市消防本部


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