「日本海夕日クルージング'99」 ★DATA★
開催日時
1999年5月30日(日) 18:30出港
(阿賀沖を周遊、21:30帰港)
使用船舶 新日本海フェリーしらゆり
乗船者総数 829人(うちスタッフ約60名)
チケット代金 5,000円(税込み・飲食込み)
主 催 新潟市青年連絡会議
★「日本海夕日クルージング」とは・・・? |
水の都、新潟・・・
かつては町中に堀を巡らせた程、新潟と
水とは切っても切れない関係にあります。
そして海もまた、新潟の自慢です。
透明度の高い水、美しい砂浜。
中でも佐渡島に沈む夕日の美しさは絶品で、
それを目玉にしたイベントも数多く存在します。
そこで、新潟の若者は考えました。
「自分たちだけの手で、自分たちの船を出したい。
新潟のまちを離れたところから見つめることで、
より新潟のまちを理解し楽しみたい。」
そして「日本海夕日クルージング」は企画されたのです。
←出航式での一コマ・・・
くす玉が割れて、いよいよ出航です!!
★今年が最後!?〜ラストクルージング〜 |
そうなんです。1989年より毎年行われて来た「日本海夕日クルージング」ですが、なぁ〜んと今年が最後となってしまいました。今まで協力頂いていた、新日本海フェリーさんの就航ダイヤ改正に伴い、船を借りる事が出来なくなった為です。・・・それじゃあ、ダイヤ改正前に最後の船出をして、有終の美を飾ろう!!と云うことになり、例年より約2ヶ月早い1999年5月30日に「日本海夕日クルージング’99」が開催されたのです。
幸いな事に当日は天気も良く、海原は綺麗な夕日に染まりました。多くの人がデッキで、その光景を目にし、日没の瞬間には溜息が漏れ、拍手が起こりました。またこの日は満月で、日没後も月の光が海を照らし、雰囲気を盛り上げました。
毎年「船上ウェディング」等、企画が満載の「日本海夕日クルージング」ですが、今回はちょっと「地域性」に力を入れてみました。「新潟のイイトコロ再発見!!」といった感じです。
★新潟のウマイもん、ってなぁ〜んだ!? |
● あ じ ●
まず「新潟」と云って思い浮かぶのは、食べ物の美味しさではないでしょうか?お米や魚、水、お酒・・・。お酒とくれば日本酒が美味い!!となるのでしょう。しかし!!それだけではありません、ほかにも美味しいお酒があるのです!最近ちょっとしたブームになっている地ビールやワインなどです。そして最近ワインと共に注目を集めているのがチーズですね・・・そのチーズを作っている工房が、佐渡に一つだけあります。島の自然に育まれた味わい深いチーズです。
そのほかにも新潟の風土が生んだ自慢の味が盛りだくさんでした(皆さん、どのくらい食べたでしょうか・・・?)。
−提供食料品一覧−
●地ビール ●ワイン ●チーズ ●お弁当
●コーヒー ●ジュース ●焼きおにぎり ●お菓子
●ケーキ ●ゼリー ●フローズンヨーグルト ●笹団子
※ これらの飲食料品が、各協賛会社のご協力により無料(チケット代金に含む)で提供されました。
● カルチャー、スポーツ交流 ●
食べ物ばかりではありません。近年に於いてNIIGATAは、新たな文化やスポーツの発信拠点として、全国からの注目度が花マル急上昇中です。様々な音楽が船内の雰囲気を盛り上げ、スポーツ選手の交流会や、お笑いLIVE等々・・・の楽しいイベントが各所で催されました。
−音 楽−
●SUN’S COMPANY
新潟市出身、結成5年目を迎え、全国に向けて5月21日、藤井フミヤと同じレーベル「SMI」より、CD「マーマレードパーク」をリリース。ラジオやライブで活動を行い、確実に実力を付けてきている、大注目株のバンド。
●FUNK MASTER CLUSH
NIIGATAでは希少価値のヒップホップ系のバンド。クラブの文意気が充分味わえて、気がつくと自然に体が動いていたかも・・・??
●シティブラス越後
”地域に根ざした演奏活動”を目標として、年1回の定期演奏会を中心に、公民館や施設での訪問演奏会等、精力的に活動を続ける吹奏楽団。
−スポーツ−
●アルビレックス新潟
云わずと知れた、新潟市をホームタウンとするJ2リーグのチーム。その中から人気の選手4人が、難問珍問に優しく答えてくれました。2002年のワールドカップを前に、会場となる新潟はちょっと熱いです。
−お笑い−
●NAMARA
新潟のお笑い集団と云えばNAMARA!!今年2周年を迎えて、彼らの勢いは留まるところを知らない・・・で、マイクを片手にいろいろな場所に出没!?(お笑いライブばかりではなく、カップリングイベント「あなたにドキュン!」の司会までやって貰いました〜っっ!)
●その他●
●今日は何の日??
「日本海夕日クルージング」が開催された5月30日が何の日か判りますか?実は「5・3・0」で「ゴミゼロの日」なのです。そこでスタッフは思ったのです。イベントでもこれを大きく取り上げて、改めて皆さんに、ゴミについて考えて貰うのはどうだろう?・・・と。船内には「ゴミは出来るだけご自宅にお持ち帰り下さい」のポスターが貼られ、スタッフも声を出して呼びかけたりしてみました。
そして、その効果は大いにあったのです。例年に比べ、今年はゴミの量が少なくなっていました。
ご協力下さった皆さま、本当に有り難うございました。初めての試みにどうなる事かと思いましたが、想像を上回る好結果が出せた事を、とてもうれしく思います!!
●冬の風物詩、初夏に登場!?
冬の風物詩・・・何でしょう???駅南のけやき通りにあるアレです・・・そう!光のページェント!!!(注:「光のページェント」は、毎年12月に行われるイベントです。新潟駅南側にあるけやき通りのけやきに、クリスマスツリーのライトのような細かい電球でライトアップするのです。これがまたとても綺麗なのです☆)無数の小さな光が重なり合って、とてもロマンチックですね〜。なんとソレが「日本海夕日クルージング」にも登場!!デッキに飾られた光が、船上の雰囲気作りにも一役買ってくれました。
●最後に・・・●
実質的な準備活動が3月から5月まで、と例年に比べても短期間でありながら、ラストクルージングであった「日本海夕日クルージング」は無事成功をおさめる事が出来ました。至らない所なども有ったかとは思いますが、笑顔でそれを許して下さったお客様や、貴重なアドバイスを下さった協賛会社の方々に対して、大変感謝しております。本当に有り難うございました。
−協賛各社一覧(順不同)−
新日本海フェリー /福田組 /本間組 /加賀田組 /NIIGATA光のページェント事務局
三国コカ・コーラ /アサヒビール /大塚製薬 /亀田製菓 /クックおばさん /サトウ食品
セルフ片山 /ヤスダヨーグルト /山崎製パン /三吉野 /新潟交通 /JA佐渡 /尾家産業
三景(日本海夕日ブルワリー) /カメラのオオノ /岩の原ワイン /大助
−協力会社一覧(順不同)−
ぶどう庵 /NAMARA事務局 /アルビレックス新潟 /コスモ /三盛館 /グリーンハウス /大助
また60人のスタッフは皆、参加し始めた時期や動機などがまちまちでしたが、ボランティアで一生懸命働き、良い経験が出来たのでないかと思います。お疲れさまでした。