第1分科会「繋げよう青年活動の輪〜まずはあなたから…〜」

高橋　梓

 

第1分科会は「繋げよう青年活動の輪〜まずはあなたから…〜」というテーマで，大阪市青年団体協議会のOBの方々を助言者としてお招きし，参加者の活動へ参加した動機や所属している団体の活動内容，抱えている悩みやそれに対しての取り組みなどについて意見交換をかわしました。

午前は簡単にそれぞれ自己紹介をした後，会場であった大阪市立中央青年センターが廃止される件や，福岡で青少年事業の予算が年々縮小されていっているという話から，各地で青少年及び青年活動が下火になってきているのではないかという問題が挙げられ，近年では，青少年活動の必要性や若者の青少年活動に対する考えが変わってきたのではないかと議論が展開しました。そこで，それでは現代の若者にとって青少年活動に参加する意味は何かを明らかにするべく，参加者が活動へ参加した動機などが話し合われました。・・・が場がまだまだ固く，なかなか全員活発に意見交換する雰囲気にはならず・・・。午後からどうなることかとちょっとハラハラ（^_^;）

そして午後からは実際に現在活動している参加者の，詳しい活動の紹介や抱えている悩みなどについて話し合いました。

まず，いくつかの団体の団体員数の減少が悩みとして挙げられ，どうやったら新しいメンバーが加入するか，他の団体ではどうしているかと具体策を尋ねました。そこで対策として各種魅力的なイベントを展開することが挙げられ，それぞれの団体の事業や広報の仕方などを紹介し合いました。また他の団体からは，団体員は多いが，活動に対して受身のメンバーが多く，そのメンバーをどうやって自発的に動き，企画を提供する側へ育てるかといった課題が挙げられ，そこで他の団体がどのような研修を行っているか，また研修は行ってはいないが，役割を与えて育てているといった事例が話されました。そこから活動を盛り上げていくには，良いイベントを企画することも大事だけれど，なにより重要なのは構成している“人”であること，いかに魅力的な人材を育成するかが大切，と話がまとめられました。午後からは活発に意見交換が行われ，自分の活動へのヒントも得られ，充実した話し合いとなりました。

 

 

 

 

白熱した話し合い・・・！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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