2分科会

「私たちのボランティアあなたたちのボランティア

Let'stryビューティフル大阪キャンペーン〜」

布施 菜美子

 

2分科会では、「ボランティア」について意見交流が行われました。

まず始めに「自分のボランティア経験談」ということで、参加者が今までどのようなボランティアをしてきたことがあるのかということを話しました。災害ボランティア、イベントにおけるゴミ広いボランティアや障害者支援のボランティアなど幅広い活動が紹介されました。いろいろなボランティア活動が報告される中で、ボランティアとは?という疑問が分科会の中で出てきました。参加者からたくさんの考えが出されました。最終的に「ボランティアはこういうものだ!」という結論を出すまでには至りませんでしたが、私たちが生活していく中で当たり前のこと、例えば人と会ったらあいさつをする、ゴミが落ちていたら拾う、困っている人がいたら手を貸すなど・・・は全てボランティアにつながるのではないかということが共通認識としてもたれました。

午後からは実際に外へ出て清掃活動を体験しました。2グループに分かれ、30分程かけてゴミ拾いをしました。短時間でごく限られた範囲のゴミ拾いでしたが、たばこの吸殻や空き缶、おかしの袋など多くのゴミを拾いました。

 清掃活動後は、ボランティア活動に人を引き込んでいくにはどうしたらよいだろうか?ということについて話し合いました。これについてはみなさんの経験をもとに、友だち同士声をかけあってもらう、ご褒美作戦(笑)などの方法が紹介されました。ボランティア活動に引き込むきっかけづくりはいろいろなやり方があるし、参加してもらうことは簡単かもしれない。しかし、参加したボランティア活動に継続して取り組んでもらうということがとても難しいということがわかりました。なぜボランティアをするのかということを、活動を実際に体験して心で感じてらうと同時に、大人にも子どもにもきちんと言葉で話して伝えるということがとても大切なようです。

 話は尽きませんでしたが、最後に私たちは自分たちにもできる行動について誓いをたてました。誓いは以下のとおりです。

 

(1)

毎朝鏡をみて「自分は世界一優しい人間だ!」と言い聞かせる!(暗示をかける!?)

(2)

一日一度は一歩立ち止まり周りを見てみる!(何かできることがあるかも・・・困っている人はいない?ゴミは落ちていない?)

(3)

常にやさしい気持ち、親切な心をもつ!(困っている人には声をかけよう、ゴミがあったら拾おう)

 

2分科会に参加したみんながこの誓いを実行したら、ほんのちょっとずつでも何かが変わるかもしれない・・・。

 

参加するまでは自分はボランティア活動をあんまりしてないなぁと思っていました。しかし今回分科会に参加して、日常の小さなことでもそれが広い意味でボランティアにつながっているのかもしれないと感じました。もちろんボランティアにはもっともっと深い意味があるのだと思うけれど、まずは肩肘はらずに、ちょっとしたことからでもボランティアは始められるのかなあと、個人的に感じることができました。そして何よりも全国各地で活動しているみなさんとお話をすることで、元気をたくさんもらえた分科会でした。

 

 

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