いよいよ実践!みやざき地頭鶏で「チキン南蛮」
みやざき地頭鶏の飼育→加工と見てきた私たち。
最後に開会式を行った宮崎中央公民館にてみやざき地頭鶏の調理実習に挑戦しました。
今回挑戦するのはみやざき地頭鶏を使った宮崎名物の「チキン南蛮」とこちらも宮崎名
物である「冷汁」です。調理実習なんて高校以来。懐かしい・・・なんて言うときっと
周りの人に怒られます(汗)料理を指導してくださったのは綾町有機農業開発センター
の田代はま子さん。田代さんによると冷汁は宮崎の郷土料理でそれぞれの家庭の味があ
るのだそう。本来は夏に食べるそうですが、暖めてもいけるそうです!
料理のレシピはこちらからどうぞ→ チキン南蛮 冷汁
そして完成したのが右下の写真。盛り付けもばっちり決まってます。さてさてみやざき
地頭鶏使用、チキン南蛮の味の方は・・・もちろん「まいうー!!」でした!肉が軟ら
かいだけでなく、しっかりと肉に味があって、それでいてしつこくない。チキン南蛮の
タルタルソースとも相性抜群です!実は今回、味を比べてみようということで市販のブ
ロイラーの鶏肉で作ったチキン南蛮も食べ比べてみたんです。確かに市販のブロイラー
の方も軟らかいんですが、味がぜんぜん違う。確かにブロイラーは水っぽいという印象
を受けました。みやざき地頭鶏は肉質もしっかりしていますね。
冷汁もいただきました。ご飯に冷たい汁というのは新鮮でした。確かにこれは夏に食べ
ると食が進みそう。夏バテで食が細ってるときにお勧めかもしれません!
昼食後、みやざき地頭鶏普及促進協議会の興梠典光さんをお招きして「みやざき地頭鶏
誕生秘話」と題して講演していただきました。みやざき地頭鶏の開発から安定して生産
できるに至るまでの苦労話、これからの課題や展望を話していただきました。特に交配
の段階でより良い肉質だけでなく、飼育のしやすさや血液の濃さ、繁殖力といった複雑
な要素を高いバランスで維持しなければいけなかったという話が印象に残っています。
ただおいしい肉質の鶏を作るといっても、商品として、地元のブランドとして確立する
までには様々な苦労があることを知りました。
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