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日都青2011神戸大会

21世紀を考える全国青少年体験活動シンポジウム

日都青 神戸大会


第1分科会「海 ~みんなでつなげよう 海ュニケーション~」

神戸と言えば海!神戸港周辺を活動拠点とし、手旗信号やロープワークなどの演習を通じて、海と神戸とのつながりや、海上で使用しているコミュニケーション術について学んでいただきます。そして神戸を代表する風景の一部である、「神戸海洋博物館・カワサキワールド」を見学し、神戸と海を身近に感じていただきたいと思います。(要項より抜粋)


より大きな地図で 日都青2011神戸大会「海」第1分科会 を表示


1 メリケンパーク

小林忍、菅真理子、渡辺航

他己紹介
神戸の観光名所の一つ「メリケンパーク」についた我々第一分科会グループは早速、二人一組でインタビューを行い、インタビューした相手を皆に紹介する「他己紹介」というレクリエーションで交流を深めました。

名前や出身はもちろん、海の分科会らしく海での思い出を聞き取り皆に発表。楽しいエピソードや青春時代の甘酸っぱい出来事も飛び交い、出会って間もなく、一気に距離が縮まりました。

神戸港震災メモリアルパーク
メリケンパークでは、阪神・淡路大震災で崩壊したメリケン波止場をそのまま保存し、神戸港震災メモリアルパークとして整備されています。当時のがれきがそのまま残っている様はショッキングではありますが、震災の記憶を後世に伝えていく貴重な財産となっています。

新潟県長岡市では、中越地震の記録を保存する「アーカイブセンター」が開設されていますが、神戸の経験は間違いなく中越地方の復興にも役立っていると感じました。


2 カワサキワールド・海洋博物館

カワサキワールド
第1分科会で学びの場となった所に「カワサキワールド」があります。神戸市海洋博物館の中にある川崎重工グループの企業ミュージアムです。ここでは最先端技術で日本と世界を支えた川崎の工業製品が展示されています。

私達はヘリコプターや新幹線、オートバイなどを見学し、物作りの大切さや歴史を学び、先端技術に挑戦する日本の技術に誇りを持ちました。そして、これから未来の技術がどのように進んでいくのか?考えました。きっと人と自然に優しい物になっていくはずです。

しかし、技術が進むと同時に人も進歩しなければならないでしょう。そこに輝く未来があると思います。すばらしい先端技術に負けないように、「自分も頑張らなければ!」とここで思いました。



海洋博物館
第1分科会は「海」についての学びです。

神戸市海洋博物館では、神戸港の歴史と沢山の船の模型を見学し、私達と海との関わりを学びました。ひとつひとつ手作りの模型を見学するうちに、その船の使命を知り、どのように役立っていったのか?非常に興味が沸きました。この船達が神戸港から海を渡り活躍したのだ、と思うとロマンを感じます。

2階では神戸港の歴史が学べます。北前船などの江戸時代から活躍していた船の模型と、当時の神戸港の様子を記録した書物などが、この港の歴史を教えてくれました。

また屋外では「超伝導電磁推進船ヤマト」が展示されています。そこに船の未来の姿がありました。日本は海の国です、海は全世界へ通じています。日本の若者と世界の若者が同じ船で協力しながら各地を巡る…そんな姿を思い浮かべていました。きっと良いコミュニケーションとなるでしょう。

新潟も港町です、世界へ通じています。新潟の若者と世界の若者が海を交流の場としていけたらいいな、と思いました。
←超伝導電磁推進船ヤマト

3 神戸港ぶらりandランチ

カワサキワールドと海洋博物館のあるメリケンパークを後にし、いざランチへ…!

神戸港を横目に見ながら、
ぐるりと歩いてハーバーランド側を目指します。
途中、ポートタワーが間近に!
ザ・神戸にテンションup。

神戸大会のスタッフTシャツもこのタワーを
デザインしたものでした。

(新潟にも、新潟Tシャツ委員会さんによる
レインボータワーTシャツがありましたよね!)
港のみならず、遊歩道もなんだかおしゃれ~な雰囲気の神戸。

途中、オリジナルナンバープレートを付けた原付を見つけ、県外からの参加者は大興奮。神戸港のシンボル・ポートタワーと、海がデザインされていました。

新潟だったら、どんなふうになるかしら…と妄想。
ハーバーランド、CULMENI 18階にある、
展望イタリアンダイニングで、ラララランチ。

神戸港を一望できるすばらしい席を、
スタッフのかたが予約してくれていました。

きらきら輝く神戸港に、みんなうっとり…
美味しいランチをいただきつつ、
最年長の参加者さんから
日都青発足当時の大会についてうかがいました。

1969年から開催されている(筆者が生まれる前だ…)日都青。

今回大会も、たくさんのかたの力が
こうして形になっているんだなあ~としみじみ。

4 手旗信号

海のコミュニケーション! ~手旗信号にチャレンジ~
手旗信号は、船と船の連絡に使われていたもの。
右手に赤、左手に白い旗を持ち、両手の動作でカタカナの型を表し信号を送ります。
練習している言葉は、
大会テーマである
「ア イ ハ ブ コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン」。
慣れない動作に四苦八苦。
みんな真剣です。
チャレンジしてみての感想…
・コミュニケーションは言葉だけではない
・数キロ先への相手にも伝えられる
・シンプルだけど、難しい!
・発信者と受信者、お互いの伝えあう意志が必要

新しいコミュニケーション方法にチャレンジでき、
楽しかったです!

5 ロープワーク


私が第1分科会で学んだ事に『ロープワーク』があります。船上では様々な事にロープを使います。えび結び、とっくり結び、馬結び、など、様々な用途に使う結び方を神戸市産業振興センターにて習いました。

初めてのロープワークに私をはじめ参加者達は苦労しましたが、お互いに手を取り教え習得していくうちに、初めて顔を合わせた者通しでも気持ちが通じ合い、学ぶ喜びを共有でき、有意義な時間を過ごせました。

シンプルな1本のロープが様々な結び方によって役にたつ事を知りました。それは昔の人が生きて行く為に苦労して考えだした物だと思います。もちろんそれは、現代における私達の暮らしにも役立つ事です。

私もこれからの若者達にどのような役立つ物を残せるか?考えて努力しなければならない、と思いました。
えび結び
本結び
馬継ぎ
もやい結び

6 交流会と…

交流会~夜のメリケンパーク~南京町
メンバー皆のお待ちかね!?交流会です。モザイクという複合施設の一画にある居酒屋にて盛り上がりました。メンバーそれぞれの地元の話、お悩み相談、仕事のグチ等々…。話題は尽きず、互いの交流を深めることができました。そして、ほろ酔いのメンバーは夜のメリケンパークに繰り出します。夜のメリケンパークは、神戸ポートタワーがきらきら光り、遊覧船も鮮やかにライトアップされており、まちなかも賑わっていました。全てが華やかでオシャレな印象を受けました。その後、日本三大中華街の一つ、南京町にも立ち寄りました。神戸港の開港と共に、華僑の方々の居住地として発展した地域とされていますが、現在は商業施設としての面持ちが強いところのようです。国際色豊かな港町の雰囲気を肌で感じることができました。


スナップ

人物以外の写真です。街歩きの風景です。


情報リンク

メリケンパーク
神戸港震災メモリアルパーク
神戸海洋博物館・カワサキワールド
ハーバーランド
ポートタワー
CULMENI
MOSAIC(モザイク)
手旗信号
原付ナンバープレート(標識)のオリジナルデザイン

きおくみらい 長岡震災アーカイブセンター
新潟Tシャツ委員会
 └レインボータワー

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